◆東京寺泊会だより ◆編集責任者・・・・橋本寛二

スマホ対象の枠組みで制作していないがPCだけでのアクセス表示75万超、「角上」・「寺泊出身」OR「脳の学校」の検索が殺到する好現象。確かにテレビ出演の影響は大きい。
<< April 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
<< 宣伝費を惜しまなかった寺泊町の旦那さんたち | main | スターマインのお値段はいくら >>

寺泊の波音を堪能するなら

 
3人が強力な争いを呈した都知事選。投票結果は予想通りで終わった7月。今日は快晴で、弥彦山もよく見えるし、 もうすぐ海上花火大会。寺泊は最高らて!

と故郷で民宿を営んでいる旧友は電話の中に興奮気味な声を弾ませている。ネットで確認すると、アメ横の駐車場も相変わらず満員だし、寺泊の「トキ」も元気そうで何よりである。そんな寺泊の選挙区は新潟3区だった。長年の選挙で総理大臣という偉大な親父の、カンバンを受け継いだ娘さんも、その旦那さんも議員を退き、普通のヒトになってしまったが、夏の寺泊は何といっても花火それに著名な芸能人が海を見ながら唄うわで忙しいらしい。
そんな季節に、波の音を聴くのも気持ちいいことは、寺泊には、60年前になるが千代栄姐さんと同じ上田町(3区)に住んでたので、さざ浪の魅力は、昔からよ〜く知ってるというもんである。上田町といえば和菓子の老舗チューミサやシナそばの喜楽食堂、2階がそろばん塾だった清水屋さん、息子がヨーロッパ・トヨタの副社長になった錫村医院などが懐かしい。細い能登谷小路を下って浜辺へ出れば波音のざわざわ感が嬉しい。こんな越後の原風景は、寺泊おけさの乾燥した三味のビートが実によく似合う。

話は違うが、喧噪な日中が過ぎ、夕方日本海が夕陽に染まった頃は、片町(2区)にある彦根山・興琳寺さんの西向き構える茶の間から松の木越しに戴く佐渡が島の眺めがこれまた最高である。寛大な住持さんに「一見の興を拝ませて」と頼めば、檀家でなくとも立ち寄らせてくれるであろう。ここで出されるお茶はいつ伺っても、逸品である。

さざ波を見ながら 寺泊おけさ (音声 を 唄えば一流の寺泊人。東京から最も近い日本海の浪を観たり朝やけを見ては。

寺泊の砂丘は、良寛が弥彦山中の、西生寺にいた頃は、山のふもとまで伸びていた。
今は分水川が野積と分断しているので、浜辺を、魚のアメ横のある寺泊中央海水浴場から、弥彦山の麓まで、徒歩で行くのは、途中で大きな橋を渡らないと無理である。

浜辺に実家のある、東京寺泊会の皆さんは、寺泊のさざ波を想い出し「寺泊おけさ」でもゆっくりお楽しみ下さいと推奨する。

時には早朝から、心地良いの風が吹き、波高しで、地元にいた時は当たり前だった風景も、遠浅な海岸からの波の形が、素晴らしい絵の如く映る。
北前船の船頭さんも、寺泊で航海の骨休みをしていたに違いない。
名物の「寺泊おけさ」は、名手・千代栄・月子 両師匠さんの手にかかると、高度なテクニックで、すくい三味線をあやし、ミュート奏法に徹し、歯切れ良いブルーノートジャズの如くビートを刻んでいるので、軽快且つ、寺泊色溢れる、芸術性の高い座敷唄として仕上げている。「佐渡ヘヤ〜、エヤ〜八里のさざ波超えてヨ、鐘が聞こゆるヤ〜レ テラ〜ド〜マリ〜。」と結んでいる。
風の日の寺泊は、正にこの軽快なリズムの、寺泊おけさが良く似合う。ついでに歌詞を追うと、最初は言葉の繰り返しから入る「オヤオヤオヤオヤ うり瓜 なす茄子 ヨウガの手 土手まで這い出すカボチャの手 垣根に絡みつく糸瓜の手 川から手を出すカッパの手(ここからが艶っぽくなる)
 
寝ていて手を出す 兄(アンニャ)サの手 その手を引っ張る 姉(アネ)サの手 手と手と手    あと野となれ ヤ〜レ山となれ・・・と唄われている。寺泊の民謡団体・浜っ子会の皆さんが 招待公演で上京された寺泊会のステージで見事に披露してくれた。


観光客が絶えない、角上さんのある寺泊・魚の市場通りは写真右下あたりにある。

佐渡からの来る波は無数だが、ふたつと同じ姿形のものはない。耳を澄まして聴けば波と浪の協奏曲になっている。夕暮れになれば、これに聖徳寺の鐘がゴオ〜ンと合いの手を入れる。寺泊は、真夏の今日も行き時である。
どなた様も、寺泊へおいで下されば、大小の波も浪も無料で、音声付にて、ご観覧できます。
今の状態を見たいならライブカメラでどうぞ。波は最初に小さな壁を造り、立ち上がり、限界までその状態で突き進む。まるで砂丘を目指して競走しているかの如くである。やがて持ちこたえられなくなり、バッシャーンと倒れこの際に、後ろから追いかけてくる波に飲み込まれないように、音を立てながら白い波に変身する。この瞬間がたまらない。
陸上と海上の風向きにより、素晴らしい波は、誰でも、いつも見れるわけではない。
平成28年のお盆も又来るが、「
南の風日中北西の風、海上では南西の風やや強く」と予想されのではないかと思うと、また波見物を楽しむしむことができるであろう。
- | permalink | comments(0) | - | - | - |

スポンサーサイト

- | permalink | - | - | - | - |

この記事に対するコメント

コメントする